君と僕の関係【完】
「里菜..だよ?」



囁くような声でふわりと風に乗って
僕の耳まで届く。



「里菜ちゃん..?」


「そう。
今はこんな感じだけど、昔柳杞くんと葵くんが助けてくれた里菜だよ。」



その時一瞬にして昔の記憶が蘇ってきた。
< 70 / 77 >

この作品をシェア

pagetop