キミコイ?


それから零央は黙々と美味しそうに食べてくれた


食べ終わった後、満足そうに、「美味しかった」と言ってくれた


「あ、もうこんな時間…それじゃ、私そろそろ帰るね」


時計に目をやるともう8時を過ぎていた


「今日はありがとな。なんかごめんな、色々してもらって…」


「んーん、すっごくたのしかった!こちらこそありがとう」


私が立ち上がると、それに気付いたユズは私の足にすりよってくる


「ユズもまた遊ぼうね」


私はそっとユズの頭を撫でた


「家まで送っていく」


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