キミコイ?


「美柚…可愛い…」


そう言って零央はわたしの首筋に顔をうずめ、強く吸い付いた


甘い痛みが走る


「ごめ…キスマークつけちゃった」


あまり悪びれた様子のない零央


「な、な、なっ……!!!」


「男除け」


そういうと零央は私を解放してくれた


「感じてる美柚かわいかった。ごちそーさん。じゃ、また明日な」


そう言って零央は図書室を出て行った


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