キミコイ?


「零央の部屋にいこうと思って…迷ってたらあの人が連れてってくれるって」


「簡単に信用するな。あいつはまだお前のこと好きなんだから」


「ご…ごめんなさい…」


せっかく零央と話をしにきたのに、こんな雰囲気じゃ出来ないよ…


「悪い…怒るつもりはなかったんだけど、つい焦って…」


と言いながら零央は、優しくギュッと抱きしめてくれた


「で、俺の部屋にって…もしかして自分から襲われにきたの?」


「ち、違うもんバカ!!」


するとコツ、コツ、と足音が聞こえた


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