【BL】俺の好きな奴
―――ま、それはそうとして…
「じゃあかず君、勉強しよっか♪」
「えぇ!?それ…嘘なんじゃ……」
「なわけあるか!!…ったく…俺がいないだけで授業をちゃんと聞かないとか……やっぱり一也って馬鹿だね」
「あぁ!!かず君から一也になった〜〜(泣)」
そう、今日は一也と勉強をするために俺ん家に来てる
理由は…
「なぁ!なんで俺勉強しなきゃなんねぇんだよ!?」
「……勉強したくないの?」
「当たり前じゃん!せっかくマサん家に来たんだからイチャイチャしてぇよ!!」
………………
しょうがない、とっておきのを…
「ふーん……別にいいよ?勉強しなくても」
一也がパァァアアって喜ぶ
「マジで!?」
「うん。でも、俺は一也と一緒の大学に行きたかったなぁ〜…」
「え?」
喜んでた顔が疑問を持った顔に変わる
「かず君と一緒の大学に行ければ、高校を卒業してからもかず君と一緒にいれるでしょ?だから、早めのうちに勉強を教えてるのに…かず君は俺と一緒にいたくないんだ?」