君に出会った月曜日
「・・・てことで、私は篠原くんには告白しないの。」


「・・・そっか。でもそのままだと、何もないまま終わっちゃうよ?
たとえ話せたとしても、中学にいった頃にはす忘れちゃってるかもしれないよ?
それでもいいの?」


「・・・うん、いいの。このままで、ただの友だちで止まってもっ・・・」


そう言い切ったとき、私の頬に涙が伝った。


「・・・愛奈、無理しなくていいんだよ?
好きなのに、諦めなきゃダメなのは、すごくツラいと思う。
だから、いつでも相談してね?」 


「・・・葉月、ありがとっ・・・」
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