君に出会った月曜日
自己嫌悪に陥った後に、早速授業。


どんだけ空気悪いのよ。


はぁー、だる。


私は教科書に落書きしながら、時間が経つのつ待っていた。


まるで自分の心を、慰めるかのように。


一時間後ー
やっと、休憩だ。


親友の、葉月がこっちへ来る。


「愛奈、一緒にご飯食べよ?」
「ーうん。」


さすが親友であるだけ、私のことをわかってくれてる。


大概の子は、私に、次のテストは大丈夫だよとか、元気出してとか、余計なことを言いに来る。


でも、葉月は、私のプライドの高さを知っているから、絶対に同情の言葉はかけない。


ーにしても、今日は先生は忙しい。


さっきから教室と廊下を行き来している。


私はさりげなく、理由を葉月に聞いてみた。


「ねぇ、何で今日は先生あんなに忙しいの?」
「あー、なんかね、自習ブースで六年が自習してるんだってさ。」

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