湊くんの秘密。



部屋に戻って着替えてから、ベッドに飛び乗る。



湊くん、明日は学校に来るのかな。



聞きたいけど聞けない。

…なんか怖い。



湊くんがいなくても頑張るって決めたのに、やっぱり寂しい。



今まであたしの隣には美菜子しかいなかったのに


どうしてこんなに寂しいんだろう。



「…そっか……」



…湊くんと過ごしてきた時間が、あまりにも濃すぎたのかな。



だからこんなに寂しくなるのかな。



多分お仕事も忙しそうだし、学校は無理っぽそうだなあ…。



期待して来なかったらその分辛いし、期待するのはやめよう…。



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