湊くんの秘密。
「ねー、蘭」
「んー?」
「…好きだよ」
おしまい!
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あたしは知ってしまった。
いつも真顔で
いつも冷淡で
何にも関心がなくて
コーヒーはブラックで
とか言うような
藤田くんが
資料室で隠れるように
イチゴミルクを飲んでいたのを。
******
古賀 理子(こが りこ)
×
藤田 夏樹 (ふじた なつき)
******
「…リコ」
あたしを呼ぶ声が
こんなにもずるいとは
思わなかった
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今思えば…
先輩は最初から
本当に失礼なヤツだった。
「佳奈実ー、」
「はぃ?」
「…わりぃ、間違えた」
彼女と私を間違えるなんて
ほんっとにサイテー!
前園詩織
【Maesono Shiori】
×
南遥人
【Minami Haruto】
「俺に黙ってる事
30秒以内に全部吐け」
「お前が泣いてるの
見てらんねぇ」
それでも強引で
優しい先輩に
恋をしました
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
読んでいただいた皆様のおかげで
2012.5.14〜6.1
総合ランキング第1位!
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\レビューありがとうございます^^!/
\11月25日 書籍化決定/
ありがとうございます!!
未紗*
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声が大きくて、明るくて、
イタズラが成功したときの笑顔が可愛くて
でもすごく律儀で
僕はいつの間にかそんなことを考えていた。
「私ねー、伝えたくなったの」
あ。瞬きした。
「…何を?」
あ。少し困った顔をした。
「それはさぁ、ほら、考えたらわかるじゃん?」
あ。今日は僕と、目を合わせてくれないのか。
「……ごめん。わからないや」
…あ。少し、傷ついた顔をした。
けど、それはすぐに戻って
『まだ30秒も考えてないじゃん!もう!』と
笑う彼女と一緒に笑った。
これが、好きなんだと確信した瞬間だった。
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野いちご10周年記念の小説です。
小説を読むためパスワード取得方法は
5月30日(火)に野いちご10周年ページにて発表予定です。
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