*RewindinG*
すると携帯が鳴った。

振り返り見てみると"メール受信"の文字。

僕はその携帯を手に取りベッドに寝転がった。



メールの相手は・・・涙。



《From:涙
Sub:ごめん

いきなりなんだけど、
もう別れよう。》




・・・え?

目の前の現状を必死に理解しようと試みるけど景色が眩んでうまく視点が合わない。

僕はそんな中、震える手を動かし、返信の文を打った。

メールを見た瞬間、汗が止まらなかった。

今でも止まらない。

さっきまでは快適だったこの部屋の温度も今では暑いくらいに感じる。


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