これはプライドのための復讐です。【更新ストップ】

最悪。


「…そんな事のためにやったの?」

「そんな事って…!俺は俺なりに悩んで!!」

ガバッと顔を上げた歩は顔を赤くして怒った。



「そんな事よ。そんな事のせいで、貴方に手を出された女の子の気持ち考えた?利用される側の気持ち」

「……っ!」

「それと、私の気持ち。あんな惨めな思い、初めてよ」

「………本当、馬鹿だった。俺。止められなくて薫が俺を見て欲しくて……ごめん!ごめん、なさい……」

「あぁ…それで?」

「……別れ、たくない。も、もう一度、チャンスを下さい!」


< 27 / 86 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop