これはプライドのための復讐です。【更新ストップ】
「いらっしゃいませ、何名様ですか?」
「2人です」
店員に案内されて、奥の二人がけに向かい合わせで座った。
飲み物は適当にアイスコーヒーを頼み、さっそく話を切り出す。
「…あのね、話、なんだけどね」
「ち、ちょっと待って!し、しし篠原さんて、その…あの……」
…??
私の言葉を遮り意気揚々と話す北村君。
言いたいなら、早く言って欲しいわ。
無言で先を促すと北村君は俯きながら口を開いた。