これはプライドのための復讐です。【更新ストップ】
少し、甘えた声を出したつもり。
いつもより、小さく、弱々しく言ってみた。
効果的なら、簡単ね。
授業が終わり、放課後。
私は素早く帰りの支度をすませ、門に向かう。
ホラ…楽しみ、って感じが出るでしょう?
健気、でしょう?
「あ、篠原さーん!」
「……」
そこに工藤君登場。
あんまり好ましくないわね…。
「…さよなら、工藤君。また明日」
「相変わらず冷たい!…じゃーなー!」