これはプライドのための復讐です。【更新ストップ】


横にいる女の子に目を向けてから伏せる。

悲しげな声に歩はグッと押し黙った。




「……っ!ごめっ…なあ、俺、薫と帰るからお前は一人で帰れよ」

「え〜〜?つまんなーい!」

「帰れ」



女の子を押し、私の横に並んだ歩は私の手を握った。

……それより、断るんなら教室で断りなさいよね。



まったく…私に何をさせたいのかしらね?

まあ、これからは、歩には天国を見せてあげるわ。


……その後の地獄を際立たせるために、ね。


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