これはプライドのための復讐です。【更新ストップ】
歩の足は自然と駅に向かっていた。
私の家は電車で10分くらいのとこにある。
歩は…徒歩で15分くらいの近いところ。
……つまり、歩は私の家まで送ってくれるみたい。
「…ありがとう」
「ん?何のお礼?」
「私と帰ってくれたのと…送ってくれて」
「ああ、彼氏なんだし、当たり前だろ?礼なんていらねーよ」
「フフ、ありがとう」
「いらねってのに」
そう言った歩は私同様、笑った。