これはプライドのための復讐です。【更新ストップ】
家に着くと歩は私をジッと見つめてきた。
今更何の反応もしない私の心臓は穏やかで、早く帰りたいとも思ってしまう。
「…薫、キスしていい?」
「……え、」
驚いて反応しようとした瞬間、私の返事を待たずに触れるだけのキスをしてきた。
返事を聞かないなら、そんな事言わなければいいのに。
「……///」
「薫…可愛い」
素早く照れたフリをすると、歩は頭をフワフワと撫でてきた。