あたしがいなくなる前に【完】



ーーーピッピッピッ






「 ーー菜....真菜...... 」




誰かがあたしの名前を呼んでいる....。
目を開けなきゃ......






あたしはゆっくりと目を開けた。










「 ....陸斗....? 」



「 真菜!!!!!先生!!!!!先生!!! 」







陸斗は慌てて病室を出て行った。







ーーあぁ...ここ病院...あたし生きてた。











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