ココロクスリ
待ち合わせ場所に着くとタケシはもう到着していた。
自衛隊だというタケシは背は低めだけど体格は良くて割とカジュアルな服装で山本太郎を小さくした感じだった。
タケシは彼女が居るので友達目線で攻める事にして喫茶店に入った。
タケシも展示会場に来るのに抵抗がないみたいでまた展示会場に向かった。
結局、タケシは98万のブライダルセットを購入してくれた。
嬉しい反面、
更にかかるプレッシャーに私の胃はキリキリ痛む一方だった。
夜の7時には仕事が終わっていたので受付で真由さんと話していた。
胃が痛いと喚いてると真由さんは失敗しても売上あげてるから大丈夫と言ってくれたので少しホッとした。
この日は、私と真由さん、ヒデさんとヨウジ君以外の3人は結果がボロボロだった。
ヨシ君とミィちゃんはスッポン。
みっちゃんは半デモ。
3人は社長に凄い剣幕で怒鳴りつけられていて真由さんと私は新人なのに頑張ってると言われていて昨日と同じく居心地悪い思いだった。
ミーティングが終わるとヒデさんが私と真由さんに部屋に来るように言ってきたので洗顔をしてスウェットに着替えてからヒデさんの部屋に向かった。