ココロクスリ

新潟トリップから帰ったら2日の連休があった。

真由さんがミナミへ買い物に行こうと言うので一緒に買い物に行きランチしたり久々にまったり過ごせた。

家に着いて夕飯の準備をしていると携帯が鳴った。


♪―非通知―♪


不振に思いながらも出ると、

『死ね!』

と言われ切られた。

意味が分からず首を傾け溜め息をついた。


『どうしたん?』


「ん~。イタ電?みたい!」

『何それ?誰か分からんの?』


「う~ん。非通知やから分からんけど多分女。鼻つまんで声変えてる感じやったわ。しょーもないし無視しとくわ。」


『…ミィちゃんちゃうん?』


ハッとして真由さんを見た。

ミィちゃんとの事はヒデさんにしか話してないからだ。

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