ココロクスリ
envious
翌日休みという事で部屋の掃除をした。
綺麗になると気持ちが良い。
少し遅めの朝ゴハンにフレンチトーストとサラダ、かぼちゃのポタージュを机に並べてると真由さんが眠そうな顔で部屋から出てきた。
スナックのママみたいなガラガラの声で、
『おはよ~!良いニオ~イ!食べた~い!』
と言うので笑いながら喉元を指差して、
「オカマみたいやで」
と笑った。
食べてると携帯が鳴ったので見るとヒデさんからだった。
「ぎゃっ!」
画面を見て叫ぶ私に真由さんは驚いて心配した。
『どうしたん?またイタ電?』
「ううん…ヒデさん。」
と変な顔しながら画面を見せたら呆れた顔で早く出ろと言われ、そうだ!と気付き通話ボタンを押した。
無駄にドキドキしながら慌てて出たんだ―