ねぇ、こーき。

わからない

光稀のお母さんが何が言いたいのかは、少しわかる。

「ごめんね、こんな話よりもっと大事な話があったのよ…これ、あこちゃん宛てみたいよ?」

光稀のお母さんは泣いてた。泣きながら渡して来たのは1つの封筒。

「光稀が書いたものみたい、私は読んでないわ、あこちゃん宛てみたいだったから…」
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