マイ フレンド
「ごめ、ごめんなさい!!ありがとうございます!!」

戸野さんは、散らかった鞄の中身を拾って、

「さいなら!!」

と言って、帰っていった。


初めて触った女の子の腕、肩。

そして、まただ…
ドキドキした気持ち。


オレは変態なのか…



まだ、戸野さんの感触が残る手を見つめてた。

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