マイ フレンド

告白

そして…後夜祭が始まった。

体育館では、バンドやダンス、芸で盛り上がり、
その後はグラウンドで、キャンプファイヤー。



オレたちのクラスのお神輿はここでも活躍した。





神輿を担ぎ終わると、長谷部達のところへ行く。


「うわっ!?何酒くさっ!」

「3年生、ビール持ってきててかけられた!」


ビールをかけられ、法被がビショビショになっていた。
かなりハイテンションな俺と荒谷。


「酒臭い?」

戸野さんに近寄る。

「ん~臭いますね。」

「家帰るまでこれだよ?どうする荒谷!」

「なぁ!?」

「あんたらヤバイ…酔ってる?」

長谷部が本当に心配している。

「酔ってない!ただ、テンション高いだけ。」

「おい!慎也!あれ…3年、先生に連れられてった!」

「ヤバクね!?停学とかかな?」



戸野さんは会話に入ってこない。

見ると…




戸野さんは違う方を見てる。



その視線の先…

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