キミのウタ
「奈音ちゃんはあんまりセリフはないの。ここぞという時にそのキレイな声をアピールして欲しいから。
廣瀬くんも。ここぞという時に愛をささやくのが貴方の役目。
逆に魔女役の近藤さんは1人で物語を進めていくと思ってくれてかまわないわ。
私が影の主役って感じね!」
学園祭も一週間後にせまったこのごろ、中川さんは日に日にヒートアップしていき。
それにともなった魔女役の近藤さんもヒートアップ。
廣瀬も、クラスのみんなもうまい感じに乗せられて、
冷めてるのは私ぐらいだった…