キミのウタ
「奈音ちゃんは演技上手なのに、冷めてるよね… 」
心底残念そうにつぶやく中川さんにうなづく燈真となにも言い返せない私。
「もうちょっと積極的になってくれたらいいのに…」
「大丈夫だって、中川さん。俺がいるからさ」
中川さんを励ます燈真…
逆に君がいるから不安なんだけどな…
「ね、奈音?」
ニッコリと腹黒い笑顔の燈真に私はただ黙ってうなづくことしかできなかった…
「衣装できたよーーーー!!!!」
目の下を真っ黒にして、ここ三日間ほど徹夜したという衣装係の子がキレイなブルーのドレスと白の学ランみたいなかたちのスーツをもってくる…
「なんで青…」
白雪姫って青いっけ?
「廣瀬くんにきいたのよ。奈音ちゃんは何色が合いそう?って。そしたら絶対青って言うから」
心底残念そうにつぶやく中川さんにうなづく燈真となにも言い返せない私。
「もうちょっと積極的になってくれたらいいのに…」
「大丈夫だって、中川さん。俺がいるからさ」
中川さんを励ます燈真…
逆に君がいるから不安なんだけどな…
「ね、奈音?」
ニッコリと腹黒い笑顔の燈真に私はただ黙ってうなづくことしかできなかった…
「衣装できたよーーーー!!!!」
目の下を真っ黒にして、ここ三日間ほど徹夜したという衣装係の子がキレイなブルーのドレスと白の学ランみたいなかたちのスーツをもってくる…
「なんで青…」
白雪姫って青いっけ?
「廣瀬くんにきいたのよ。奈音ちゃんは何色が合いそう?って。そしたら絶対青って言うから」