キミのウタ
その日の夜、いつものように燈真の部屋へ二人で帰り


いつものようにご飯をたべ、お風呂にはいって



いつものようにベットへ入った



けど、



今日は燈真に求められるままに



一晩中その腕に抱かれ続け、



身体中にはっきりと


燈真のものだというシルシと


感触を残され、



ぼんやりした意識のなか、眠る直前にみた彼の顔は



泣いているようにもみえた



10月のおわり、優しい月が美しい日だった
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