キミのウタ
自分は何のために生まれてきたのか?



そんなことをこのまえ教師がいっていた




愛するため、愛されるため。



なんて、どこかの宗教団体のような答えも、幸せ絶頂ですって感じのカップルみたいな答えも私にはだせなかった。



奈音




この名前にあるように、



私は音楽と出会うため、音楽と共に生きていくために生まれたんだとおもってる。




だって。



それしか私にはないから




この人にこの人を愛される、愛するために生まれたなんてことは




きっと一生ないんだと思う
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