キミのウタ
静かにドアが閉められたあと、すぐさまベットに押し倒される




吸い込まれそうなほどにじいっと見つめてくるブルーの瞳

「ねぇ、ひとつだけ聞いていい?」



「なに?」



「その目、カラコン?」



「さぁ、どっちだと思う?」




それ以上はなにも言えなかった




唇をふさがれ、甘い甘い世界へ、私を誘惑していく


深く深く侵食するみたいに



私を味わっていく





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