キミのウタ
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「悪かった....」



始業式後、どちらともなく向かった学校近くのカフェで、陸はバツの悪そうな顔をしている。



「なにが?」



私の口から出た言葉はものすごく冷たいものだった


「その、浮気して悪かった....」



「私が....許すと思う?」



「許してくれないのか?俺たちのせいでmoonlightを解散させるわけにはいかないんだよ....」



自分がやったくせに....



まるで私が悪いみたいな言い方しかしないのね....


「許して?どうなるの?moonlightはもう今までのmoonlightじゃないよね?」



「だけどっ....」







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