キミのウタ
「お願い....奈音....考えなおしてよぉ....」



「誰になんと言われようと、私の意思はかわらないよ?つばさのためにより戻すとか、陸を許すなんてこと絶対にしないから。」



「奈音ぉ....」



「じゃあ。バイバイ」



グスグスと泣くつばさを置いて私は歩き出そうとする....



「お願いだから!まってよぉ」



がしっと私の腕を掴んで離そうとしないつばさ。



そのとき、つばさの携帯が着信を知らせる




「陸じゃない?でれば??」




つばさの腕を振り払い、私は歩き出す




もう、戻らないよ



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