キミのウタ
まぁそれでも十分イケメンな訳で。


ニコッとこっちに爽やかに笑いかける姿は青春ドラマのワンシーンみたいだった。



「んだよ、あいつ。」



隣の廣瀬からびっくりするぐらい低い声がでてきて。



「委員長さん。奈音、俺とでたいって。」


突然立ち上がってとんでもないことを言い出す....


「ひ、廣瀬!?」




「全然知らない男より一晩共にした俺のほうがいいでしょ?奈音も。」



小声でウィンクつきで言う廣瀬。
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