恋する吹奏楽部

恋する吹奏楽部番外編vol.1

3-2組には、クラの徳本、サックスの青海、トロンボーンの金原、梶間、ラッパの志摩がいる。

-3-2の1日-

「メグー、おはよー!」
「おはよう、若葉。」
意外と仲のいい金原若葉と志摩巡美。(ドSとヤンデレ)
「あれ、メグ、リボン変えた?」
巡美の頭にある大きなリボンが赤のチェックになっている。
「そうなの!千穂、気付いてくれるかなー、」
やっぱり千穂のことしか頭にない。
「いや、気が付くでしょ、普通は。」
「でも、千穂、鈍感。」
「あー、確かに。でも、こんなデカイリボン、さすがに気が付くよ。」
「そうかな!じゃぁ、梶間君に聞いてみよっと!」
メグが梶間佑都に近づく。
「あ、おはよ、メグ。」
「おはよう、梶間くん。」
志摩巡美が梶間佑都にとてもにこにこしている!
「め、メグ?どうしたの?」
「梶間くん、なんだか暑くない?」
志摩巡美が頭の上に乗せていたリボンをほどき、そのリボンでポニーテールをし始める。
「うーん、メグはそのパーカーを脱げばいいと思うよ、そしたらだいぶ涼しく、ぐはあっ!!、」
「ねー、梶間くぅん?ポニーテール、上手く出来てるぅ?」
「ででででで、出来てる出来てる!!だから今すぐ僕の喉に当てられたカッターをどかしてくれないかな!」
「梶間くんってばぁ、どーんかん★(ザックリ」
「ぐはっ、」

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「今日はいつも以上にザックリだったねー。」
「だってー、梶間くんてば、ぜーんぜん気づかないんだもの!」
「馬鹿だからね。」
「でも、そんな梶間くんが好きなんでしょ?」
「ちがっ!す、好きなかじゃない!!」
「若葉ってば、素直じゃない。私はこんなに千穂が好きなのに。」
「どの位なの?」
「千穂が好き過ぎて若葉の一人や二人位は余裕で殺せるの。」
「早い方がいいわ、今すぐ友達やめましょ。」
「ふふふ、大丈夫!二割冗談★」
「八割本気って私もう逃げていいかな。」
「そんなに心配しなくてもいいよ、若葉。私たち友達でしょ?」
「メグ、、、」
「若葉は殺さないわ。」
「他の子はやられるのね。」
「千穂にはしないわ。敵はあの一年・・・。」
「ゆりちゃん逃げて超逃げて!!!!!」

こうして2組の一日が始まる。


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