卑怯な私
コンコン________
「こんばんは」
開いている方の窓の前に立つと、隣のガラスを叩いた。
「優子_______」
「何してるの?」
部屋の中に入ると、ベッドの上に座った。
「見ての通り勉強」
苦笑いを浮かべる翔樹。
「ねぇ、隣に来てよ」
一瞬考えてから隣に座ってくれた。
こうやって2人並んでいると昔みたいで懐かしい。
ずっとこうしていたいと思ってしまう。
「なんか質問ある?」
「・・・・・・・・」
って聞いても聞きにくいか。
ドサッ______