卑怯な私
布団の中に入り、川の字で3人並んで横になる。
「偶にはこういうのもいいな」
翔樹にギュッと右手を握られた。
「男2人に女1人ってのもバランス悪くね?」
次に左手を遊人が握って来た。
2人の温もりと優しさを感じながら目を閉じた。
「またこうやって寝るか」
「そうだな」
他にも2人が話してた気がするけど、気が遠くなってあまり覚えていない。
次の日目が覚めると、2人の顔が隣にあった。
まるで2人に守られてるみたいで
その温もりに包まれて再び目を閉じた。