【短編】幼馴染を好きになって
電柱で照らされた、あたし。

1人ぽつんと、座っていた。

頬には、冷たい涙がが伝っていた。

自分でやっておいて、なに泣いてるんだろ、あたし。

思ってないこと言って、

変に強がって。


「一番虚しいのは、自分じゃん……」

あたしは震える声で呟いた。

「くっ……ふ……」

声を押し殺して、泣き続けた。
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