少女を拾いました。
~次の日の夕方~
「ただいま~」
時刻は4時。
俺は急いで仕事を終わらせて
帰ってきた
「………………おかえりなさい」
「材料買って来たよ!!」
「……うん…」
「早速作ろう!!」
「…うん…」
俺と里沙は明日に向けて
料理の練習を始めた
―――――…
――――…
―――…
「で…できたっ~!!」
完璧だ!!明日絶対美味しいスパゲッティ
作れる!!絶対!!
「ありがとー里沙~助かった~」
「…」
里沙もどこか嬉しそうな表情をしていた
時計を見るともう夜の12時を廻ろうと
していた
「ふぁ~」
俺は大きなあくびをした
「……お疲れ…」
「うん!お疲れさん」
「……颯斗…先寝ていいよ…私…片付け
しとく…」
「え!?いいよ!!俺がやる!!
里沙は休んでていいよ!」
「…駄目…私がやる…」
「…………じゃあ…お願いします…」
「………ぅん…」
里沙に迷惑しか掛けてない気が…
はぁ…まぁ、今度里沙に何か
してあげれることがあればしてあげよう
そんな事を考えながらベッドに入った