少女を拾いました。
大分この生活にも馴れてきた
そんなある日―…
紫織の10歳の誕生日
俺が紫織への誕生日ケーキを
買いに行き、家に戻ってきた時のこと…
「ただいま!」
シーン…
玄関に訪れる静寂…
胸騒ぎがした…
「紫織!?」
リビングへの扉を開けた
そこには知らない男と紫織がいた
「痛いっ!!やめてっ!!」
「うるさいっ!!殺すぞっ!!」
「!お兄ちゃん!!」
「紫織!?」
「うるさい…喚くな…」
「っ!!」
紫織の頭には銃が当てられている
「…ぉ兄ちゃん…逃げてぇ…」