少女を拾いました。
キキ―――――ッ
「……ッ!!」
グイッ
バンッ
「……」
目を開けた
「美紅!!」
美紅は倒れていて
傷口からは大量の血が…
「…う…そ…何で?」
私が引かれたんじゃないの?
もしかして…美紅がかばって…
「嘘…嘘よ…何で…美紅…
美紅!!お願い!!今すぐ起きて!!」
周りは騒がしかった
でも今はそんなの関係ない…
私はひたすら美紅に叫んでた
しばらくすると救急車がきた
私は美紅が運ばれて行くのを
呆然と見ていた