少女を拾いました。




私は家を出た…

そして和馬の家に行った…

和馬は私を玩具としか見ていない…

それは前よりも最悪な日々だった…





――――それはある日のこと…

「お前さぁ…親も殺したの?」

ドクン…

「…え…」

「何か…メールで回ってきた…」

そう言って私に携帯を渡した

私は目を疑った…

私が家を燃やしている写真…

「な…んで…」

「お前…美紅のことも殺したんだろ?」

「…」

「人を不幸にするの…好きだな…
はっ…不幸レベルじゃねぇか…」

「…違っ」

「違くねえだろ…なぁ…聞いてくれよ…
三年の男子の先輩、マジウザくてさぁ…」

「…」

「死んでほしいんだよね…」

「!」

「ってことで殺してきてくんね?
何人も殺した君ならできるよね?」

「…い…いやぁぁぁぁぁああ!!」

「なっ!!」

私は近くにあったゴミ箱を投げつけた

私は走って逃げた…

怖い…
怖い…

人が…

――――自分が…



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