星空列車《短編》
2章*始まり
私たちはあの日から話さなくなった。
学校では先生と生徒
前以下の関係に成り下がった。

先生が他の女の子と喋るのも見るようになった。
‥それは少し辛いかな
今まで1番って自信が持ててたけど
回りから見たら私たちは
高校の数学教師 と 1人の生徒

私は320名のうちの1人の生徒

だけど大丈夫なんだ。
毎日だいすきな人からのメールに携帯が鳴る。

今日は1日どうだった?

そんだけのメールに私は返すの、
一言だけ。
楽しかったよ!って

奥さんがいる先生だから
子供がいる先生だから
家庭をもってる先生だから

私はその邪魔はできないよ。
ただ‥心配な生徒でいたいから。
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