それでも私は生きていく~神様への手紙~
「ウソ・・・でしょ」




「五十嵐さん」





そう声をかけたのはさっきの看護師さんだ





「五十嵐瞬様は、交通事故にあいました。横断歩道を渡っている時、信号無視のトラックが・・・。
私達は全力をつくしました。
助けてあげられなくて・・・
スイマセンでした・・・。」




そういうと涙をポロポロ流してくれた





「ママぁ?」



「ん、何?夢」





子供の前では強くいたい。



今は泣いてはいけない。





そう強く思っていた。






「パパ、寝てるの?」



「え?」



そういうと夢は瞬のほうへ行き




「パパぁパパぁ、おきてよ」



と瞬の体を揺らすのでした
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