それでも私は生きていく~神様への手紙~

1通の手紙

あれから1ヶ月後。






夢のお通夜、お葬式も終わった。










家に帰るのはとてもムリだったから、久々に実家に行って泊まっていた。









でも、今日は一回帰ることにした。







お母さんとお父さんに見送られて思い出のつまった五十嵐家に来た。








ガチャリと静かにドアを開ける。








この匂いが懐かしく思えた。







壁に貼ってあった夢の描いた家族の絵が、床に落ちていた
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