10年後のタイムカプセル
「そういえば、何で川村あの時来なかったんだよ。拓也か千華から連絡が来ていると思ったんだけど」川村は、答えにくそうにあいまいに笑った。
「ほら、あの時は私用事があったから。それに作業に参加していないのにタイムカプセルに参加しようなんて、ずうずうしいかなと思っただけよ」
「あれ?やっぱり、知ってたんだ。タイムカプセルのこと」彼女は俺の言葉にはっと気づき、顔を上げた。
「それは・・・」瞳が大きく揺れていた。
「なんだ!!拓也と千華から話聞いてたんだ。てっきり知らないと思って話したんだけど。知っていたなら最初から言えよ」
川村は、少し安心したように顔が明るくなった。
「ほら、あの時は私用事があったから。それに作業に参加していないのにタイムカプセルに参加しようなんて、ずうずうしいかなと思っただけよ」
「あれ?やっぱり、知ってたんだ。タイムカプセルのこと」彼女は俺の言葉にはっと気づき、顔を上げた。
「それは・・・」瞳が大きく揺れていた。
「なんだ!!拓也と千華から話聞いてたんだ。てっきり知らないと思って話したんだけど。知っていたなら最初から言えよ」
川村は、少し安心したように顔が明るくなった。