1000㎞の恋
君と出会った運命の時
1
「寒い…………」
3月の寒さに凍えている、中学生。
西村舞音(にしむらまいね)。
現在、中学2年生。彼氏なし!
告白されたことなし!
告白したことは……小学生のときに
同じ男の子に三回……返事はまだ……爆笑
まぁ、とにかくどこでもいるような
普通の学生です!
「なーんで、鹿児島県なのにこんなに寒いんだろうねぇ………(笑」
こんなに、のんきなことをいっているのは
鶴田茜。(つるだあかね)
私と同じ吹奏楽部で、同じトランペットなのだ
茜とはいつも一緒にいる。
世間で言う親友かな?(笑)
「だよね!鹿児島なのに、なーんで
こんなに寒いんだろう……。北海道とか青森の人とかさ、外に出たら凍るよね……(笑)」
などと、ついつい私ものんきなことを(笑)
とにかく、茜は私の大好きな親友だぁ!
…………この後何分か雑談したあと、
私たちはそれぞれの家に帰った………………