1000㎞の恋
五分くらいしてから、家に帰りついたー
すると、やはり携帯が光っていた
「竜侑かなぁ?」と、
期待を膨らませながら画面を見た
「帰宅!」の二文字。
他愛もない二文字だけと、すごく嬉しかった
私は
「おかえりなさい。うちも、今帰ったー」
と、送った。
すると、
「電話してもいい?」
「えーーーー(笑)」
「なんでや(笑)」
「だって、恥ずかしい(笑)」
「ちょっとだけでいいから
な?」
「うーん。わかった!」

ピロリロリンッ!ピロリロリンッ!

「もしもーし?」
「……………………(笑)」
「おーい?舞音!」
「う………………(笑)」
「そんなに、照れるんか?」
「う………ん……(笑)」
「可愛いな(笑」
「可愛くない(笑)」
「はははっ。恥ずかしがりや(笑)」
「うん。」
「ごめん!明日また、話そ!」
「うんわかった」

< 7 / 8 >

この作品をシェア

pagetop