桜舞う頃…
春奈「ねぇ蓮、啓太!!」
蓮・啓太「何~?」
春奈「あの騒ぎ何?
   樹と哲って誰?」
蓮「あ~…3年の先輩だよ。
  歌手の{X-LOAD}って知ってるか?」
春奈「知ってる知ってる!!」
啓太「その{X-LOAD}の2人だよー」
春奈「え!?有名人!?
   しかもあの{X-LOAD}!?」
瑞希「{X-LOAD}って言ったら確か
   年齢秘密のグループじゃなkった?」
輝「そーだよ…だから彼らが
  この学校に通ってるっていうのは
  絶対にバラしちゃいけないんだ。」
春奈「なるほど~…
   だから私服なの?」
瑞希「関係あるの?」
春奈「だって制服姿で下校してたら
   何処校くらいか解るじゃん?」
瑞希「なるほどね…」
蓮「あいつら女子にちやほやされて
  調子乗ってやがんだぜ」
春奈「それただの嫉妬ぢゃん」
蓮「うっせーバカ」
春奈「バカってゆーな!!」

春奈と蓮の言い合いがまた始まったかろ思うと
下から「よー、輝~!!啓太~!!蓮~!!」
とさっきの2人のうちの1人、樹が叫んでいる。

蓮「先輩何ッすかー?
  昼休みから登校とは
  態度がでけぇぢゃねーか」
樹「お前らと違って暇ぢゃぁねーんだよッ!!」
輝「とか言ってサボってンぢゃないんですか?」
哲「いい度胸ぢゃねーか輝ッ!!やるか?」
啓太「先輩止めといた方がいいっすよ?
   二度と芸能界に顔出せないくらい
   ボコボコにやられますから♪」

喧嘩ッ早い蓮と大人しいはずの輝
ついにはモメ事の嫌いな啓太までもが
樹と哲を挑発しだしたのだ。

樹「…そーいや、お前見慣れない女
  連れてんぢゃねーか」
蓮「こいつ俺の女っすから
  先輩手ぇ出したら殺しますよ?」

樹は上を見上げると見慣れない女子(春奈)
が下を覗き込んでたので蓮をからかうと
蓮はニカっと笑い 春奈を抱き寄せて言った。
春奈は赤面だったがそんな事も
おかまいなしに鳴り響くチャイム。
5人は教室に戻った。
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