女神の纏足



「いや、いいんだけど…。てかあんた、じゃなくて君!こないだの子だよね!」


「え…?」


下げていた頭をあげその顔をじっくり見つめる



ユニ様と変わらない年のような彼



「…あ!ランダでお会いした!!」


ぶつかって転けてしまって、手を差しのべてくれたあの子だ!





「どうしてここに、」



「うん、てか入れてくんない?ここ目立つ。」



周りを気にしながら困ったように言われ、慌てて中へと入ってもらう



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