女神の纏足




喉が渇く



未だに清き身なのは私が食事の仕方すら知らないから



でも、もう見つけた


後は機会を待つのみ




服を着替えユニ様の部屋を訪ねる



「はい」


出てきたのはラウ様だった



「おはようございます」


「ああ、おはようございます」


目をこするラウ様は寝ていたらしい


「起こしてしまいましたか」


「や、大丈夫です」


「すいません、少しばかり外に出ますのでご報告に」



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