女神の纏足



男のことなどどうでも良さそうなその顔は、ただただ無



甘さを放たないユニ様に感じるのは恐怖



「安心しろ、眠っているだけだ」


「あ、」


その口が動いただけで何故か安心する



「それより、どういうつもりだ」


「え」


「そいつの血を吸って、そいつはどうするつもりだった」



寝ている男に目を向ける



「……」



「そいつが割り切れるとは思わない。付き纏われても困るだろ?相手を選ぶべきだ」



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