女神の纏足
私の言葉にラウ様は首を傾げた
「それはないでしょう。今頃お楽しみ中ですよ」
「おたのしみ?」
「お食事中ということです」
「え、」
「節操がないんですよあの人は。まぁ今日は仕方ないでしょうが…」
私が血を飲み過ぎたから…
「や、マリア様のせいではありませんよ。いつものことです!」
私の顔を見て慌てて言葉を変えてくれるラウ様
でもそれはそれで痛む心
だって、私はユニ様がどうやって食事をするのかを知っているから
他の人にも、ああやって優しく…
ううん
あれでもまだ途中だったから
続きはもっと、もっと優しく…
だめだ!考えちゃ